第245回歴史館ゼミナール 「石炭と蒸気船―幕末の燃料事情―」
佐賀城本丸歴史館では、館長や学芸員、また外部講師をお呼びし、様々な演題を設け、年に12回のゼミナール(講演会)を開催しています。
7月の歴史館ゼミナールは以下のとおり開催します。
7月の歴史館ゼミナール
第245回歴史館ゼミナール
「石炭と蒸気船―幕末の燃料事情―」
1.日時:令和7年7月26日(土)13時30分~15時
(受付:13時~ 外御書院にて)
2.会場:佐賀城本丸歴史館 外御書院
3.講師:坂本 卓也 氏(佐賀大学地域学歴史文化研究センター講師)
聴講無料【当日受付 約100名】
4.概要:幕末の日本では、幕府や佐賀藩をはじめとする各藩が、多くの蒸気船を所有し活用していたことが知られています。それらを運用するためには、当然燃料の石炭を確保することが必要であり、そこには領内に産炭地を抱えているかが大きく影響していました。一方で、海洋を移動する船舶である以上、必ずしも自領に戻って補給できるとは限らず、幕府や各藩の蒸気船が、航海の途中で燃料の確保に苦心していたことが様々な記録に残されています。本講演では、当時の蒸気船の航海とそこでの燃料補給について紹介します。
※熱のある方など、体調の優れない方は参加を御遠慮ください。